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青森の娘放置死、母懲役9年確定 被告・検察側双方が上訴権放棄

共同通信 / 2024年12月19日 17時16分

 青森県八戸市の自宅浴室で1月、同居する交際相手と共謀し、長女宮本望愛ちゃん=当時(5)=に冷水を浴びせて放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の菜々美被告(22)を懲役9年とした青森地裁の裁判員裁判判決が確定した。18日付。地裁によると、被告側と検察側が上訴権を放棄した。

 判決によると1月7日、交際相手の関川亮被告(32)=同罪で起訴=と共謀し、しつけと称して着衣のままの長女に冷水を浴びせて浴室で放置し、低体温症による急性循環不全で死亡させた。

 菜々美被告は今月10日の判決後、控訴せず判決を受け入れる意向を弁護人に示していた。関川被告の公判は始まっていない。

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