ロシア中銀、金利21%を維持 政権内の批判考慮か
共同通信 / 2024年12月20日 21時56分
【モスクワ共同】ロシア中央銀行は20日の理事会で、主要政策金利を21%のまま維持することを決めた。10月の会合では高インフレ抑制を狙って利上げし利率は過去最高を更新した。
ナビウリナ中銀総裁が進める高金利政策の「ショック療法」にはプーチン政権幹部や政界、経済界から異例の批判が相次いでいた。一段の利上げ観測が出ていたが批判を考慮した可能性がある。
米ブルームバーグ通信は19日、複数のロシア大統領府筋の情報として、中銀の高金利政策はロシア経済を破壊し、障害を生み出しているとミシュスチン首相が主張し、ナビウリナ氏への不満をプーチン大統領に伝えたと報じた。
2013年から中銀総裁を務めるナビウリナ氏はプーチン氏の信任が厚いとされる。プーチン氏は19日の大規模記者会見で、政策金利は「バランスがとれた今日の要求を満たすものであることを願う」と表明。ロシアのインフレ率は9.2~9.3%で「不安なシグナルだ」としつつ、賃金の伸び率も9%で経済状況は「安定しており堅調だ」との認識を示した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1申請しないと「1円ももらえない」年金の"正体" 要件さえ満たせば年間で約40万円もアップ!
東洋経済オンライン / 2024年12月20日 8時35分
-
2カット野菜「100円の壁」維持に限界 キャベツ高騰の影響のほかにエネルギーコストや人件費が上昇
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月20日 17時3分
-
3吉野家はなぜ、「カレー」と「から揚げ」の専門店を始めるのか?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月20日 8時10分
-
4日本郵便、ヤマト運輸を提訴へ…薄型荷物の配達委託見直し巡り賠償求める方針
読売新聞 / 2024年12月20日 20時8分
-
5シャープ、ソフトバンクに堺工場の一部売却 約1000億円
ロイター / 2024年12月20日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください