重圧に打ち勝った鍵山優真 もがき苦しみ父子日本一
共同通信 / 2024年12月21日 21時11分
フィギュアスケートの全日本選手権男子で、死力を尽くした鍵山優真は、大の字になって銀盤に倒れた。リンクサイドの父、正和コーチはガッツポーズを繰り返し、コストナー・コーチは称賛の拍手をやめない。もがき、苦しみ、ようやくつかんだ初の日本一。最終順位を確認して「やった!」と歓喜する息子を、涙ぐむ父はぐっと抱き寄せた。
SPは首位とはいえ、内容はいまひとつ。最終滑走のフリーは直前の中田が好演で重圧をかけてきた。それでも、日本の新エースは揺らがない。課題だったフリップ、続くサルコーの4回転を鮮やかに決め、4回転―3回転の連続トーループも成功。父から仕込まれた滑らかなスケーティングでも観客を引き込んだ。
2連覇していた宇野昌磨が引退し、今季から立場が大きく変わった。「鍵山選手ならやってくれるみたいな感じ」と周囲の期待を背負い、精神的なもろさを露呈することもあった。それでも「1ミリたりとも弱い部分を見せてはいけない」と練習を重ねることで自信を回復。瞑想も取り入れ、弱い自分との決別を図った。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【フィギュア】鍵山優真 日本一から世界へ… スポンサー企業も感心した「向上心」
東スポWEB / 2024年12月22日 5時14分
-
貫禄V鍵山優真の父・正和コーチが涙 息子以上の重圧吐露「やっと『世界を狙える』と言える」【全日本フィギュア】
THE ANSWER / 2024年12月21日 20時47分
-
【フィギュア】鍵山優真の初Vに父・正和コーチ涙「これに懸ける思いは優真以上」 史上2組目の父子制覇
スポニチアネックス / 2024年12月21日 20時32分
-
【フィギュア】鍵山優真が初優勝「父を超えたい」史上2組目の父子制覇に父も涙 最後はリンク上で大の字に
スポニチアネックス / 2024年12月21日 19時58分
-
【フィギュア】鍵山優真が首位発進 不調の時期は「いいところをしっかりと考えて」と前向き調整
東スポWEB / 2024年12月20日 18時12分
ランキング
-
1《真美子さんの前に『お〜いお茶』が…》大谷翔平が公開したエコー写真の米国事情、夫婦がシーズン中に見せていた“異変”「超速帰宅」「違う飲み物を口にして」
NEWSポストセブン / 2024年12月30日 15時45分
-
2箱根駅伝が「始まってもいないのに…」 サッポロ風物詩にネット甦る感激「読んで泣いちゃった」
THE ANSWER / 2024年12月30日 15時3分
-
3「不破ちゃん」トレンド入り 拓大・不破聖衣来 3年ぶりの富士山女子駅伝で6人抜き快走に「感動」の声
スポニチアネックス / 2024年12月30日 12時17分
-
4バドミントン女子シングルスで18歳の宮崎友花が初優勝…10年前の山口茜以来の高校生V
読売新聞 / 2024年12月30日 18時35分
-
5佐々木朗希がドジャースと面談、米メディア報道
読売新聞 / 2024年12月30日 19時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください