1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

「サンタ」の墓?で話題に トルコ南部で石棺発見

共同通信 / 2024年12月22日 17時21分

トルコ南部デムレで見つかった石棺。手前はフンドゥク准教授=6日(共同)

 【イスタンブール共同】サンタクロースのモデルになった3~4世紀のキリスト教の司教、聖ニコラウスの名を冠したトルコ南部デムレの教会周辺で、土砂に埋もれた石棺が22日までに見つかった。聖ニコラウスの墓ではないかと国内外で話題になったが、発掘チームを率いるハタイ・ムスタファ・ケマル大のフンドゥク准教授は共同通信の取材に「詳細で長期の調査が必要だ」と慎重な姿勢を示した。

 聖ニコラウスは死後、現在の教会周辺に埋葬されたとみられているが、墓の場所は分かっていない。教会周辺は1989年に本格的な発掘作業が始まり、現在は整備され、博物館として開放されている。教会内部には保存状態の良いフレスコ画が多数残っている。

 フンドゥクさんによると、石棺は津波や洪水などで運ばれたとみられる土砂に埋もれていた。石灰岩でできており、長さは約2m。装飾はない。

 聖ニコラウスは現在のデムレ近郊の裕福な家庭に生まれた。貧しさのあまり3人の娘の身売りを考えていた家族のうわさを聞きつけ、家に金を放り投げて施したとの逸話が有名だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください