1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

中華スープ調味料「シャンタン」人気で成長「創味食品」 そばつゆ、ハコネーゼも【経済トレンド】

共同通信 / 2024年12月25日 7時5分

「創味ハコネーゼ」

 京都市にある食品メーカー「創味食品」の製品は、中華スープ調味料「創味シャンタン」をはじめとする和洋中の調味料が広く使われている。

 1950年、山田肅が食品卸業の「創味化学食品」を設立。1961年に業務用調味料の製造を始め、シャンタンを発売した。

 澄んだスープをベースに、タマネギやスパイスなどを20種類以上合わせた。複数の調味料を使い分けずに単品で味がまとまり、料理人の口コミで徐々に全国の中華料理店に浸透。2015年に家庭用の販売も始めた。

 業務用ラーメンスープも長年手がけ、各店の注文に応じた開発で販売額は業界上位を維持する。

 水で希釈するそばつゆ「創味のつゆ」は1970年の大阪万博の際、出店業者が狭い調理場ですぐ使える商品を求めたことで開発。手間をかけて原料を煮込んだだしの風味が評判を呼び、1987年に家庭用を販売した。

 洋風の業務用ソースも手がけ、2021年の家庭用パスタソース「創味ハコネーゼ」はプロ料理人の助言を参考に開発。紙製の外箱に費用をかけず、専門店のような味に注力してヒットしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください