出産直後の女児殺害疑い インドネシア人技能実習生を逮捕

鹿児島県警本部

　出産したばかりの女児を殺害したとして、鹿児島中央署は25日、殺人の疑いで鹿児島市の介護職員で、インドネシア国籍の技能実習生の女（19）を逮捕した。「赤ちゃんを産んだことは間違いないが、その後の記憶がない」と供述している。

　署によると20日午前11時半ごろ、勤務先のグループホームのトイレでうずくまっている女を発見した同僚が消防に通報。約10分後、施設周辺の地面で女児が発見され、母子ともに病院に搬送された。女児は22日に死亡が確認された。女の体調の回復を待って逮捕した。

　女は8月ごろ来日し、この施設で働いていた。