入国前結核証明6月開始、厚労省 フィリピンとネパール
共同通信 / 2024年12月26日 17時28分
結核の新規患者数で外国生まれの若い世代の増加が目立っていることを受け、厚生労働省は26日、特に患者数の多い6カ国のうち、フィリピンとネパールの2カ国の中長期滞在予定者を対象に、入国前に結核にかかっていないことの証明書提出を義務付ける「入国前結核スクリーニング」を来年6月に先行して開始する方針を決めた。ベトナムに対しても同9月に開始する。
26日開催の厚労省部会で了承された。制度開始に伴う現地国の医療機関での検査は、フィリピンとネパールで3月、ベトナムで5月から受け付ける。日本側が指定した現地国の医療機関でエックス線検査などを受ける必要がある。費用は自己負担とする。
最終的には中国、インドネシア、ミャンマーに広げる。入国時の結核スクリーニングは米国、英国、オーストラリアなど多くの国で実施されていることを踏まえた。
3カ月以上日本に滞在予定の外国人労働者や留学生らが来日する際に必要な書類に、結核患者ではないことの証明書を追加する。証明できなければ入国を認めない。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
入国前結核検査を来年6月から導入 フィリピンなど3カ国の中長期滞在者が対象
産経ニュース / 2024年12月26日 14時25分
-
外国人労働実態調査 約4割が「事前の説明と違った」厚労省
日テレNEWS NNN / 2024年12月26日 14時0分
-
再生医療受けた2人が重篤感染症 厚労省がクリニックなどに改善命令
日テレNEWS NNN / 2024年12月24日 12時11分
-
「ミツカリエンゲージメント」、8言語対応で外国人労働者のエンゲージメント向上を支援
PR TIMES / 2024年12月17日 15時45分
-
AIスタートアップのRecursive、サウジアラビア最大の医療研究機関のキング・アブドラ国際医療研究センターと覚書を締結し、AIとデータサイエンスを活用した結核対策のソリューション開発に着手
PR TIMES / 2024年12月1日 23時40分
ランキング
-
1政治資金問題へのけじめ…自民党が「赤い羽根募金」に7億円超を寄付へ、党費などを原資に拠出
読売新聞 / 2024年12月26日 20時38分
-
2JALサイバー攻撃 75便に欠航や遅れ 最大4時間の遅れも
毎日新聞 / 2024年12月26日 19時38分
-
3生理休暇中に海外旅行し懲戒免職処分、45歳女性教諭 夫とのけんか調査で虚偽発覚
産経ニュース / 2024年12月26日 16時46分
-
4『タイヤ館』新入社員が入社後わずか8か月“パワハラ”で自殺 両親は「パワハラを認め、謝罪してほしい」と運営会社を提訴
MBSニュース / 2024年12月26日 18時25分
-
5寒さが大敵の「心筋梗塞」、防ぐための10箇条とは
ウェザーニュース / 2024年12月26日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください