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25年春ごろにデブリを追加採取 東電、釣りざお式装置再利用

共同通信 / 2024年12月26日 17時51分

 東京電力は26日、福島第1原発2号機からの溶融核燃料(デブリ)の追加採取を、来年春ごろに実施する方針を明らかにした。初回の取り出しで使った釣りざお式装置を再利用する。原子力規制委員会が早期の追加採取の検討を求めていた。

 取り出し作業に使う計画だった遠隔装置「ロボットアーム」の部品のケーブルで8月、経年劣化による断線が見つかったことや、アームの性能確認試験が長引いていることも考慮し、釣りざお式の再利用を決めた。

 2011年3月の原発事故発生後で初のデブリの試験的取り出しは、11月7日に作業が完了した。

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