八坂神社に干支の大絵馬、京都 光る君へ、衣装デザイン画家描く

八坂神社にヘビを描いた大絵馬を奉納した画家の諫山恵実さん＝28日午前、京都市東山区

　NHK大河ドラマ「光る君へ」の衣装デザインを手がけた日本画家諫山恵実（宝樹）さん（44）＝京都市左京区＝が、八坂神社（同市東山区）に来年の干支「巳」にちなみヘビを描いた大絵馬を奉納、28日舞殿に設置された。参拝者が「かわいい」と喜び、携帯やカメラに収めていた。

　大絵馬は高さ約2.7メートル、幅約3メートル。白ヘビが薬壺と呼ばれる薬のつぼから飛び出し、夏に白い花を咲かせるムクゲの一種「シロギオンマモリ」一輪をくわえる絵柄。これに宮司の野村明義さん（65）が「弥栄」「清運」と揮毫した。

　諫山さんは2020年から毎年、大絵馬を奉納している。