中国、コロナ初確認から5年 不満募る武漢、米中対立再燃も
共同通信 / 2024年12月29日 17時5分
中国湖北省武漢市で新型コロナウイルス感染症の発生が世界で初めて明るみに出てから12月末で5年。習近平指導部はロックダウンなど強硬措置の「成功」を主張する。だが「震源地」で危険と背中合わせの日々を過ごした市民らは、ポストコロナの経済低迷もあって不満を募らせている。ウイルスの起源を巡る米中対立が再燃する火種もくすぶる。
2019年12月30日、武漢市当局は「原因不明の肺炎患者」が次々に確認されたと医療機関に通知。31日には一般にも発表した。ただ当局が「人から人への感染」を認めたのは20年1月20日になってからだった。
情報隠蔽や初動の遅れが流行拡大を招いたと国際社会で批判が高まる中、習指導部は強硬措置を展開。1月23日に武漢市を封鎖し、全市民PCR検査やデジタル監視を駆使した厳格な「ゼロコロナ」政策を全国に拡大した。体制批判につながる言論統制も強化した。
習指導部はコロナとの戦いで「大勝利を収めた」とアピールする。だが葬儀業の男性は「死者が相次ぎ、対応できなかった」と振り返る。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国で大流行のウイルス「hMPV」、春節での中国人大移動によって日本各地で大流行する可能性 山形、宮城など東北地方を訪れる中国人が増加する見込み
NEWSポストセブン / 2025年1月23日 16時15分
-
【2020(令和2)年1月23日】コロナで中国・武漢市が都市封鎖
トウシル / 2025年1月23日 7時30分
-
トランプ新大統領と習近平国家主席、今年上半期にも直接会談の可能性―台湾メディア
Record China / 2025年1月20日 12時30分
-
中国人はいかにして経済への自信を失ったのか―仏メディア
Record China / 2025年1月16日 6時0分
-
中国、呼吸器感染症が拡大 インドでも確認、ベトナムは注視
共同通信 / 2025年1月6日 22時35分
ランキング
-
1交通整理中の警察官をトラックを急加速させはねて逃走、55歳会社員を殺人未遂容疑で逮捕…警視庁
読売新聞 / 2025年2月5日 8時28分
-
2ウィスキー瓶で20代男性の顔面殴る…33歳建設業の男を現行犯逮捕 須賀川市・福島
福島中央テレビニュース / 2025年2月5日 7時33分
-
3「金正恩の最新兵器」がロシアの誤爆で鉄クズに…捕虜になった北朝鮮兵士が収容先で漏らした"意外な要求"
プレジデントオンライン / 2025年2月5日 7時15分
-
4N国党党首の保身と押し付け…反発した者には常軌を逸する卑劣攻撃【立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
-
5理事長を告訴した生徒の退学処分撤回 和解成立で 武蔵野東学園
毎日新聞 / 2025年2月4日 21時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください