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主要機関トップに初の女性 バチカン、教皇が任命

共同通信 / 2025年1月7日 10時29分

奉献・使徒的生活会省の長官に任命されたシモーナ・ブランビッラ修道女=2024年9月、ローマ(慰めの聖母宣教会提供・ロイター=共同)

 【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコは6日、世界のカトリック修道会などを管轄する教皇庁(バチカン)の奉献・使徒的生活会省の長官に女性のシモーナ・ブランビッラ修道女(59)を任命した。バチカン公式メディアによると、教皇庁主要機関の「省」のトップに女性が就くのは初めて。

 ブランビッラ氏は1965年、イタリア北部モンツァ生まれ。アフリカ・モザンビークでの宣教活動などに従事した後、2023年から奉献・使徒的生活会省次官を務めていた。

 教皇は13年の就任後、女性の登用を積極的に進めている。教皇庁とバチカン市国で働く女性の割合は13年に19.2%だったが、23年には23.4%に増えた。

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