1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

ECサイトで情報流出相次ぐ 33万件超、注文装い細工か

共同通信 / 2025年1月7日 18時47分

注文を装ったサイバー攻撃の構図

 企業や団体のオンラインストアなど、電子商取引(EC)サイトがサイバー攻撃に遭い個人情報が流出する被害が相次いでいる。昨年8月以降、少なくとも七つの企業・団体が計33万件超の漏えい疑いを発表。セキュリティー大手「トレンドマイクロ」は、一般の注文を装う手口で情報が抜き取られたとみており、ECの活用が進む中、事業者に対策強化を呼びかけている。

 被害を発表したのは、コーヒーチェーン「タリーズコーヒージャパン」やランドセルメーカー「協和」、全国漁業協同組合連合会など。タリーズは個人情報約9万3千件、うちクレジットカード情報約5万3千件が流出した可能性があるとしている。

 トレンドマイクロによると、攻撃者の手口はまず、一般の利用者を装って注文フォームに不正プログラムを埋め込み送信。サイト運営者が注文内容を確認すると発動し、外部から遠隔操作ができるようになる。その上で顧客が入力した情報を別のサーバーにも送るようにサイトを改ざんし、カード情報などを盗んでいるとみられる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください