カーター氏と最後の別れ 元米大統領、首都で国葬
共同通信 / 2025年1月10日 5時18分
【ワシントン共同】昨年12月29日に100歳で死去したジミー・カーター元米大統領の国葬が9日、首都のワシントン大聖堂で営まれた。バイデン大統領は弔辞で、人権外交でノーベル平和賞を受賞したカーター氏を「世界に奉仕した」とたたえた。国民は純朴な人柄で親しまれたカーター氏に最後の別れを告げた。
長年の親交があったバイデン氏は「人格の強さは肩書や権力よりも価値があることをカーター氏から学んだ」と語り「私たちは最大の罪である権力の乱用に立ち向かう義務がある」と強調。強権的な姿勢を見せるトランプ次期大統領を暗に批判した。
クリントン、ブッシュ(子)、オバマ各元大統領のほか、トランプ氏が参列した。菅義偉元首相とカナダのトルドー首相らも出席した。
カーター氏は南部ジョージア州の自宅敷地で、妻ロザリンさん=2023年死去=の隣に埋葬される。
1976年大統領選でカーター氏に敗れた共和党フォード大統領=2006年死去=と、カーター氏の副大統領を務めたモンデール氏=21年死去=が生前にしたためた弔辞も読み上げられた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1中国の戦狼外交は「大失敗」「孤立していった」 駐日米大使、各国との連携網構築を強調
産経ニュース / 2025年1月9日 18時8分
-
2ロス山火事、鎮火率依然0% プロバスケ試合も延期
ロイター / 2025年1月10日 6時36分
-
3「ハルマゲドンです」13万人以上の住民に避難命令 ロサンゼルス山火事被害拡大 建物1000棟以上が焼け5人の死亡確認
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月10日 0時3分
-
4中国系ハッカー関与に反論=発表は「無責任」―中国外務省
時事通信 / 2025年1月9日 18時24分
-
5レバノン大統領に軍司令官=ヒズボラの影響力低下
時事通信 / 2025年1月9日 23時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください