「鳥取カニクリーム聖地化計画」始動 ベニズワイガニと白バラ牛乳がタッグ
共同通信 / 2025年1月16日 7時2分
鳥取県が全国1位の水揚げ量を誇るベニズワイガニ。高級品のズワイガニに勝るとも劣らない味わいだが、知名度は正直いまひとつ。そこで県内の水産加工会社が、売り込みを図るべく専門店を立ち上げた。看板商品は「カニクリーム」。“ローカル乳製品”として人気を誇る大山乳業農業協同組合(琴浦町)の白バラ牛乳と特産タッグを組み、「カニクリームの聖地」化を目指す。(共同通信=古結健太朗)
水深500~2700メートルの深海に生息するベニズワイガニはみずみずしい甘みが特長だ。ただほとんどが加工用となるためあまり知られていない。主な水揚げ地は境港市の境港。隣接する米子市でベニズワイガニの1次処理に携わる前田水産の前田哲弥社長(53)が「手軽に楽しんでもらいながら魅力を伝えたい」と考え、カニクリーム専門店を設立した。
第1弾として発売したのはカニクリームドリアだ。白バラ牛乳やカニの煮汁を使ったソースは濃厚。境港で水揚げされたベニズワイガニ1匹以上の身を使い、カニそのものを食べているようなぜいたく感を味わえる。
ソースにはカニみそも加えた。そのままだと生臭さが残るが、加工段階の熱の加え方を試行錯誤し、臭みを飛ばしつつこくを出すことに成功した。幅広く受け入れられやすい味に仕上がり、海外展開も視野に入れる。
ドリアは形状やカニの身の量が違う2種類を販売中。今後はコロッケやパスタソースを発売する構想がある。前田社長は「仲間を増やし、鳥取自体を知ってもらうきっかけにもなれば」。同社サイトCreamy Crabから購入でき、全国発送も可能。
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