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能登の震災語り部列車、定期運行 4月から個人客も乗車可能

共同通信 / 2025年1月16日 17時52分

のと鉄道の「震災語り部列車」で使用される観光列車「のと里山里海号」の特別車両=石川県穴水町(同社提供)

 能登半島地震で被災した石川県の第三セクター「のと鉄道」は16日、乗務員が被災の実態を乗客に伝える「震災語り部列車」を4月から定期運行すると発表した。昨年9月の運行開始以来、団体客を受け入れていたが、語り部が添乗する観光列車を普通列車に増結し、個人客の乗車も可能とする。

 個人客向けの列車は、地震被災後に全線で再開して1年となる4月6日に運行を始める。5月11日までと、7月19日~8月31日の土日・祝日に1日3往復運行する。

 4月からの増結車両には、観光列車「のと里山里海号」の特別車両を用いる。昨年の元日は観光列車の運行中に地震が発生。添乗員と乗客が駅から高台に避難した。

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