消防白書、緊急車両の小型化推進 能登地震特集、速やかに被災地へ
共同通信 / 2025年1月21日 11時25分
総務省消防庁は21日、昨年の元日に起きた能登半島地震への対応を特集として盛り込んだ2024年版消防白書を公表した。発生直後、全国から駆け付けた緊急消防援助隊の大型車両が、道路損壊や土砂崩落で速やかに現地入りできなかったことから「車両の小型化や、空路・海路での応援部隊投入などの対策を進めていく」と総括した。
石川県輪島市の「輪島朝市」周辺で起きた大規模火災を教訓にした消火活動のあり方にも言及した。現場周辺が津波浸水想定区域に含まれていたことを踏まえ、津波の恐れがある場合には、情報収集体制の構築と消防団など地域防災力の強化が重要だと指摘。情報収集用のドローンや無人走行放水ロボットなども整備すると掲げた。
多くの緊急消防援助隊員が厳しい寒さの中で寝泊まりせざるを得なかったことを受けた環境改善策として、冷暖房機能付きの高機能エアテントの追加配備などを挙げた。
このほか23年の全国の救急出動が過去最多に上ったことから、救急車を呼ぶかどうか迷った場合の電話相談窓口である「#7119」の利用を促すと明記した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
導入の熱意が警察・国を動かした! 東久留米の激レア「赤バイ」阪神・淡路大震災で活躍し全国へ
乗りものニュース / 2025年1月18日 9時42分
-
「復興・復旧なんて夢のまた夢」能登半島地震から1年 被災地で加速する人口流出【報道特集】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月18日 6時30分
-
[社説]阪神大震災30年 教訓つなぐ重要性増す
沖縄タイムス+プラス / 2025年1月17日 4時0分
-
「速やかな初動、阪神からの教訓」 陸自中部方面総監部の堀田秀成・幕僚副長
産経ニュース / 2025年1月13日 20時14分
-
能登半島地震から1年! クルマを運転中に「地震発生」したら取るべき「6つの行動」とは
くるまのニュース / 2025年1月1日 9時10分
ランキング
-
1年金支給額3年連続増加も実質目減り
日テレNEWS NNN / 2025年1月24日 13時5分
-
2【羽田空港暴行事件】女性職員を平手打ちして逮捕された医師、ヨガや瞑想と近代西洋医学を組み合わせた「総合医療」に関心 コロナ禍以降に先鋭化し、反ワクチン活動にも積極的
NEWSポストセブン / 2025年1月24日 7時15分
-
3日航が社長・会長を減給 機長飲酒問題で「報告遅れる判断の誤り」
毎日新聞 / 2025年1月24日 13時31分
-
4「掃除すると心が磨かれる」イエローハット創業者、鍵山秀三郎さん死去、91歳
産経ニュース / 2025年1月24日 11時7分
-
5日米協力「さらなる高みに」=トランプ政権と信頼構築―外交演説
時事通信 / 2025年1月24日 15時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください