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尹大統領「十分な審理を」と要請 信念訴え、発言によどみなく

共同通信 / 2025年1月21日 19時32分

21日、韓国憲法裁判所で開かれた弾劾審判に出廷した尹錫悦大統領(奥左)=ソウル(共同)

 【ソウル共同】「自由民主主義の信念を確固として持ってきた」。韓国憲法裁判所で尹錫悦大統領の弾劾審判が開かれた21日、初出廷した尹氏は冒頭、熱弁を振るった。マイクの音量を気にしながらよどみなく発言し、自身が宣言した「非常戒厳」の正当性を念頭に「十分に審理してほしい」と裁判官に要請した。

 濃紺のジャケットに赤いネクタイ。韓国メディアによると、外交日程の際に好んで選ぶ服装で、現役の大統領であることをアピールしたもようだ。

 裁判長が閉廷しようとすると「短く一言だけ」と遮り「韓国の議会とマスコミは大統領よりはるかに強い権限がある。阻止できるものではない」と反論した。

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