各国大使招きサミット開催、宮城 復興支援に感謝

「みやぎアンバサダーサミット」で、ベトナムと宮城県との協力覚書を締結する村井嘉浩知事（左）ら＝23日午後、仙台市

　東日本大震災の復興支援に関わった国や地域の駐日大使らを招き、感謝を伝える「みやぎアンバサダーサミット」が23日、仙台市などで開かれた。村井嘉浩宮城県知事が歓迎会で、岩手、福島を含めた被災3県の知事を代表して「いただいた支援を胸に、これまでの復興の歩みを未来へつなげるため、さらに連携を深めていく」と述べた。

　サミットにはベトナムや韓国など計11の国・地域の大使館関係者や宮城県議らが参加。25日までで、震災遺構や名所を回り、県内企業の取り組みを紹介する国際投資セミナーも開く。県はインバウンド（訪日客）や外資企業からの投資の拡大、外国人材の確保につなげたいとしている。