伊豆大島の遺体「農具で損壊」 交際相手の男が供述、警視庁捜査

警視庁

　伊豆大島（東京都大島町）で交際女性の遺体を遺棄したとして、死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕された畳店経営柳瀬宗達容疑者（45）が、女性の遺体を「農具で損壊した」と供述していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。海岸で発見された女性の骨には切断されたような痕が確認されており、警視庁捜査1課は詳しく調べる。

　女性は静岡県下田市の飲食店アルバイト高瀬静香さん（37）。以前に島で働いていた。昨年9月に来島後、行方が分からなくなっていた。捜査関係者によると、骨には焼かれたような痕もあり、柳瀬容疑者は「遺体は空き地で燃やし、袋に入れて海に捨てた」と説明している。