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レバノン南部の死者22人に ヒズボラ「違反」と糾弾

共同通信 / 2025年1月27日 9時14分

レバノン南部で、イスラエルの空爆などで破壊された跡に座る女性=26日(AP=共同)

 【エルサレム共同】レバノン保健省は26日、停戦合意に基づく撤収期限の後も南部に駐留するイスラエル軍による攻撃で死者が22人、負傷者は120人以上に上ったと発表した。親イラン民兵組織ヒズボラは声明で「合意違反と犯罪だ」と糾弾し、合意を仲介した米仏など国際社会が責任を負い、イスラエル軍を撤収させるよう強く求めた。

 攻撃はレバノン南部の約20カ所で発生した。26日未明がイスラエルとヒズボラを巡る停戦合意に基づくイスラエル軍の撤収期限で、多くの住民が自分の村に帰還しようとしていた。

 イスラエル軍はヒズボラの旗を掲げた車両が部隊の活動地域に接近し、脅威を排除したとする声明を出した。ただヒズボラとの交戦には発展していないとみられる。

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