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バンス氏、米議会襲撃の恩赦正当化 移民摘発も擁護、TVインタビュー

共同通信 / 2025年1月27日 6時58分

バンス米副大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バンス米副大統領は26日放送のCBSテレビのインタビューで、トランプ大統領が2021年の議会襲撃事件で有罪になった自身の支持者らに恩赦や減刑を与えたことを正当化した。バイデン前政権の司法省が「政治的動機で千人以上を不当に訴追した」と訴え、トランプ政権が「過ちを正した」と述べた。

 前政権が制限した宗教施設や学校での不法移民摘発を国土安全保障省が許可したことも擁護。「不法移民かどうかに関係なく、犯罪者に対する法執行を支持する」と語った。

 議会襲撃事件についてバンス氏は「警察官に対する暴力は正当化できない」とした一方、刑の適用で「二重基準があった」と主張した。

 事件では、動画や写真、関係者の証言で議事堂への不法侵入や警察官への暴力行為があったことが裏付けられている。共和党重鎮のグラム上院議員は26日、別のテレビ番組で「議事堂に乗り込んで警察官を殴った人たちを恩赦したのは間違いだったと思う」と述べた。

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