小惑星ベンヌに核酸塩基 生物の部品、日米チーム
共同通信 / 2025年1月30日 1時2分
【ワシントン共同】米国の探査機オシリス・レックスが持ち帰った小惑星ベンヌの試料から、地球生物のDNAやRNAの構成部品である「核酸塩基」全5種類や、タンパク質を構成するアミノ酸のうち14種類など約1万種類の物質が見つかった。日米などのチームが29日発表した。英科学誌ネイチャーアストロノミーに論文が掲載された。
太古の地球には小惑星が降り注ぎ、生命に不可欠な物質や水をもたらしたとされる。日本の探査機「はやぶさ2」が採取した小惑星りゅうぐうの試料からも核酸塩基やアミノ酸が見つかっており、宇宙の至る所で生物の部品が一定程度でき上がった状態で存在していた可能性が高まった。
分析を担った北海道大の大場康弘准教授(宇宙地球化学)は「核酸塩基やアミノ酸は、太陽系ではかなり普遍的に存在するのではないか。他の小惑星からも見つかる可能性が高い」と話した。
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