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砕いたデブリの写真公開 原子力機構、断面に黒色や光沢も

共同通信 / 2025年1月30日 18時31分

砕いた後の溶融核燃料(デブリ)。長さは約7ミリ=2024年12月(日本原子力研究開発機構提供)

 日本原子力研究開発機構は30日、東京電力福島第1原発から試験採取した溶融核燃料(デブリ)を砕いた写真を公開した。断面には黒色や光沢のある部分が確認された。砕いたデブリは、ほかの研究機関にも分配されており、詳細な分析を続ける。

 機構によると、昨年末までに約250グラムの棒状のステンレスで、全長約9ミリ、重さ約0.7グラムのデブリを砕き、長さ約7ミリの塊や粒などに分けた。放射線量に変化はなかった。砕く前の分析では表面に広くウランと鉄が分布し、燃料を覆う管の成分であるジルコニウムも確認した。

 今後、事故時の炉内状況やデブリの成分が何に由来するかを調べる。

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