ウクライナ側の記者ら94人死亡 前線で取材「戦闘を記録」
共同通信 / 2025年1月31日 19時18分
【キーウ共同】ウクライナ文化情報省は31日までに、2022年2月のロシアの侵攻開始以来、前線での取材中に戦闘に巻き込まれるなどして亡くなったウクライナ側の記者らメディア従事者が少なくとも94人に上ったと発表した。文化情報省は名簿を公開し「記者は危険を冒して戦闘を記録し、信頼できる情報を世界に伝えている」と強調した。
侵攻開始から3年が近づくウクライナでは、戦場の実態を伝えようと多くの記者やカメラマンが取材に携わっている。ロシア軍の砲撃や銃撃などで死亡したケースが大半を占めるが、一部は処刑されたとの見方も出る。
公開された名簿には南部ヘルソン郊外で侵攻開始から間もない22年2月26日に射殺された地元記者ディレルベク・シャキロフ氏らウクライナ人88人と外国人6人の名前が並ぶ。
ウクライナでは首都キーウ(キエフ)や東部ハリコフ州でテレビ塔が標的になるなど報道インフラへの攻撃も相次ぐ。一方、ロシア側ではウクライナ軍の攻撃でロシア人記者らが複数死亡したと報じられている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
北朝鮮兵、ロシア前線引き揚げか 米報道、訓練後に復帰の可能性も
共同通信 / 2025年1月31日 20時23分
-
米志願兵ら20人超不明に ウクライナ、身元確認難航
共同通信 / 2025年1月31日 6時25分
-
血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」で記録された「生々しい攻防」の様子をウクライナ特殊作戦軍が公開
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月24日 20時35分
-
ソ連崩壊前にそっくり…「呑まなきゃやってられない」酒におぼれるロシア人を大量に生み出したプーチンの限界
プレジデントオンライン / 2025年1月13日 8時15分
-
ロシアが誘導滑空爆弾5万発 22年以降、ウクライナに対し
共同通信 / 2025年1月10日 6時0分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください