対中で中米と関係強化 ルビオ国務長官、パナマ訪問
共同通信 / 2025年2月2日 5時43分
【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は1日、就任後の初外遊となる中米5カ国歴訪の皮切りとしてパナマを訪れる。出発前の声明で、各国が「自らを成長させれば、できること以上のことを約束する中国のような国の影響力に抵抗しやすくなる」とし、各国との関係強化に意欲を表明。不法移民の強制送還を進めるためにも「外交が不可欠だ」と述べた。
トランプ氏は海上輸送の要衝パナマ運河について「中国が運営している」と主張し、米国が管理すべきだと訴えている。
ルビオ氏も声明で「中国共産党はパナマ運河への外交的・経済的影響力を行使し、米国に対抗している」と指摘した。パナマのムリノ大統領と2日に会談し、中国の影響の排除を求める構えだ。
ルビオ氏はエルサルバドル、コスタリカ、グアテマラ、ドミニカ共和国も訪れる。ルビオ氏は声明で「米国に不法滞在している全ての人々を送還するために、この地域の国々と協力する必要がある」とした。
米国務長官が初外遊先に中米を選ぶのは異例。
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