米、中国に10%追加関税 カナダ、メキシコは25%
共同通信 / 2025年2月2日 9時45分
【ワシントン共同】トランプ米政権は1日、中国からの輸入品に10%の追加関税を課すとX(旧ツイッター)で発表した。メキシコとカナダからの輸入品には25%、カナダからの輸入品のうちエネルギー製品には10%を課す。中国とカナダへの関税引き上げは4日に発動する。第2次政権発足後、新たな関税発動は初となる。
米国で乱用が社会問題化している合成麻薬「フェンタニル」や不法移民が両国から流入していると指摘し、高関税で解決を迫る。第1次政権下で中国にかけた制裁関税は大枠で維持されており、中国の反発は必至だ。対立が激化すれば、米中を主要な貿易相手国とする日本の経済に響く恐れがある。メキシコやカナダには多くの日本企業が生産拠点を構えており、影響が避けられない。
米政権は、不法移民問題の解決に向けて対策が取られたと大統領が判断すれば、関税は撤回されるとした。発動までに厳しい折衝が続く可能性がある。
米国のモノの貿易赤字は、中国が最大でメキシコが次ぐ。トランプ氏は貿易赤字の是正を図る狙いがあるとも表明している。
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