親ロシア派地域の電力不足支援 モルドバ、EUが資金協力
共同通信 / 2025年2月2日 15時8分
【モスクワ共同】旧ソ連構成国モルドバのガス会社は1日、1月1日からウクライナ経由の欧州向けロシア産ガスの輸送が停止し電力不足に陥っているモルドバ東部の親ロシア派地域「沿ドニエストル共和国」にガス輸送を始めた。欧州連合(EU)の資金支援で電力不足がいったん解消される見通しとなった。ロイター通信などが報じた。
沿ドニエストル共和国は人口約35万人で、モルドバ政府の支配が及ばない。EUは1月下旬までにモルドバへの3千万ユーロ(約50億円)の資金協力に合意し、うち2千万ユーロが沿ドニエストル共和国の10日間分のガス購入資金に充てられる。
沿ドニエストル共和国の発電所では、ロシア産ガスの輸送停止に伴い、燃料を石炭に切り替えたが、石炭の備蓄は1月下旬から2月中旬に払底すると見込まれていた。
沿ドニエストル共和国トップのクラスノセルスキー氏は1日、EUのフォンデアライエン欧州委員長に謝意を表明。ガスや電気、暖房の提供を徐々に再開するとした。
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