「H3」5号機の打ち上げ成功 日本版GPS衛星みちびき搭載
共同通信 / 2025年2月2日 21時7分
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日午後5時半、国産新型ロケット「H3」5号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。日本版GPS(衛星利用測位システム)とも呼ばれる準天頂衛星「みちびき6号機」を予定通り分離した。H3の打ち上げは、2号機から4回連続で成功した。
みちびきは高精度な測位が可能で、災害対策や生活を支えるインフラとしての活用が期待される。他国に頼らない測位を行うために2025年度中に7機体制にする計画で、現在は1~4号機が運用中。6号機を投入する静止軌道は各国間の獲得競争が激しく、位置を確保するために5号機よりも優先させた。
現在の4機体制では、一部の衛星が日本から見えない時間帯があり、地球全体をカバーする米国のGPSなどの信号も使っている。7機体制になれば単独で測定が可能になる。政府は将来的には11機体制を目指しており、スマートフォンなどで位置を把握する際の精度は現状の5~10メートルから1メートルまで向上するという。
H3は大型の2段式液体燃料ロケット。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
H3・5号機、打ち上げ成功=日本版GPS「みちびき」搭載―JAXA
時事通信 / 2025年2月2日 21時18分
-
「H3」5号機打ち上げ成功、衛星「みちびき」分離…日本版GPS7基体制に向け大きく前進
読売新聞 / 2025年2月2日 19時24分
-
H3ロケット打ち上げ成功 「みちびき6号」を予定軌道に投入 種子島宇宙センター
MBC南日本放送 / 2025年2月2日 18時0分
-
H3ロケット5号機打ち上げ 準天頂衛星「みちびき6号機」搭載
日テレNEWS NNN / 2025年2月2日 17時47分
-
JAXA、H3ロケット5号機の打ち上げ日を2月2日に決定 みちびき6号機を搭載
sorae.jp / 2025年1月30日 21時9分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください