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ネットで完結、大金消え回収困難 SNS投資詐欺やロマンス詐欺

共同通信 / 2025年2月6日 17時3分

警察庁などが入る中央合同庁舎2号館

 交流サイト(SNS)を介した投資詐欺やロマンス詐欺は、相手とのやりとりや送金がインターネット上のみで完結するケースが多い。「リアルの世界で被害者が犯人に会ったケースは聞いたことがない」と救済活動に携わる弁護士。詐欺と気づいても犯人の本当の名前や顔は分からず、被害金の回収は極めて困難な現実がある。

 「東京投資被害弁護士研究会」で事務局業務を担う島幸明弁護士は「SNS型の詐欺相談は2020年ごろには顕著に増えていた」と振り返る。24年の同会への相談は458件で、毎日1件以上、報告された計算だ。

 警察庁のまとめでは、特殊詐欺1件当たりの被害額は約353万円だが、SNS型の投資詐欺は約1365万円、ロマンス詐欺約1050万円。著名人を装った偽広告や、ダイレクトメッセージをきっかけにLINE(ライン)に移行するパターンが多く、やりとりはほとんどがネット上のみで「電話で犯人側と話したことがある人が、ごくまれにいるぐらい」(島弁護士)という。

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