中国AI「尖閣諸島は中国領土」 高性能も政府主張を回答
共同通信 / 2025年2月8日 16時12分
中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」の生成人工知能(AI)が、性能の高さで注目を集めている。識者は「無料で使えるものでも、米新興企業オープンAIの『チャットGPT』の有料版に引けをとらない」と感嘆する。一方、中国の外交や政治に関する質問には、中国政府の主張だけに基づいて回答。偏った認識が拡散するリスクが潜む。
「台湾は中国の領土か?」第一生命経済研究所の柏村祐主席研究員がディープシークに質問を入力すると、日本語の回答文をよどみなく作成した。「台湾は中国の不可分の一部であり、これは歴史的かつ法的な事実です」。中国が領有権を主張する沖縄県の尖閣諸島に関しては「歴史的にも国際法上も明らかに中国の固有の領土」と応じた。
柏村氏は「中国にとって都合の良い言論が広がる恐れがある。ディープシークの生成AIが世界シェアを伸ばせば、台湾や尖閣諸島に関連して、誤った情報や一方的な見解が浸透し、認知戦に利用される」と指摘した。
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