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バルト3国、ロシアと電力網遮断 EUと9日に接続へ

共同通信 / 2025年2月8日 23時3分

ラトビア東部ビリャカ近郊で電線を切断する技術者=8日(ロイター=共同)

 【モスクワ共同】バルト3国は8日、ソ連時代から続いてきたロシアとの電力網の遮断を完了させた。ロイター通信などが報じた。ソ連末期に独立後、ロシアに依存しない国づくりを進めてきたバルト3国は欧州連合(EU)の電力網と9日に接続され、フォンデアライエン欧州委員長が参加して式典が行われる。

 エストニア、ラトビア、リトアニアの3国は2004年に北大西洋条約機構(NATO)とEUに加盟。3国はソ連に併合された歴史があり、ロシアによるウクライナ侵攻を巡っては批判の急先鋒。14年のロシアのクリミア併合を機にロシアからの電力網遮断の議論が活発化し、準備が進められた。22年のウクライナ侵攻開始後、ロシアからの電力購入を停止したが、停電を避けるため電力網は維持されていた。

 エストニア前首相でEUの外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は7日「ロシアはもはやエネルギーを脅しの道具として使えない。自由と欧州の団結の勝利だ」とX(旧ツイッター)に投稿した。

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