18日地震で350隻以上沖出し 原則禁止、過去に犠牲者も

共同通信 / 2019年6月21日 23時30分

津波から船を守るため、「沖出し」をした本間良治さん=21日午後、新潟県村上市

 最大震度6強を観測した18日夜の地震で、山形、新潟、石川の3県では漁師が津波から船を守るため、少なくとも350隻以上の漁船を沖合に避難させる「沖出し」をしていたことが21日、分かった。沖出しを巡っては東日本大震災で犠牲者が出ており、水産庁は原則禁じているが、漁業関係者の思いは複雑だ。

 共同通信が3県の漁業協同組合や支所64カ所に取材し、28カ所から回答を得た。

 沖出しは地震発生直後、停泊中や操業中の漁船を、水深が深く海面上昇の影響が小さい沖合に動かして津波をかわす手法だ。ただ、港で津波に巻き込まれたり、沖への移動中に転覆や沈没したりする危険を伴う。

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