元号考案候補者に井上靖氏ら6人 昭和天皇逝去の4年半前

共同通信 / 2019年8月10日 21時8分

昭和天皇逝去後の改元に備え、1984年6月に政府が作成した新元号考案者の候補一覧に記された井上靖氏の名前。右上には「(昭和59年6月現在)」と記されている

 昭和天皇が亡くなる約4年半前の1984年6月、政府が改元に備え、新元号考案者の候補として芥川賞作家の井上靖氏ら6人をひそかにリスト化していたことが10日、国立公文書館が共同通信に開示した公文書で明らかになった。文化勲章受章者や文化功労者といった選考基準を設定。国文学と日本史学の専門家が含まれ、当時から国書(日本古典)の採用を選択肢としていたことが判明した。

 昭和天皇は89年1月に逝去。政府は最終的にリストになかった山本達郎東大名誉教授に依頼し「平成」に改めた。

 政府はこれまで元号考案を要請した相手を明らかにしていない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング