安心して食を楽しむ環境を 浅草に「ビーガンストア」

共同通信 / 2020年3月12日 16時18分

動物由来の材料を含まない食品を提供する「VEGAN STORE」=東京都台東区

 動物由来の食材を含まない料理や加工食品を提供するショップ兼レストラン「VEGAN STORE(ビーガンストア)」(東京都台東区)が、ビーガンと呼ばれる菜食主義者を中心に注目を集めている。運営会社の代表を務める鈴木翔子さんは「食事に制約のある人が、安心して買い物や飲食を楽しめる環境を整えたい」と話す。

 ビーガンは肉や魚だけでなく、卵、乳製品、蜂蜜なども摂取しないため、一般的なスーパーなどで加工食品を購入するのが難しい。自身もビーガンの鈴木さんは「外食も気軽にできず、人付き合いに支障が出ることもある」と現状を説明する。

 こうした悩みを解決したいと、昨年12月に「ビーガンストア」をオープンした。1階のショップには、米粉を乳酸菌で発酵させた“ヨーグルト”や、大豆タンパクを使ったソーセージなどのビーガン対応食品が並ぶ。総菜やソフトクリームなどのスイーツも販売する。

 売れ筋はインスタントラーメン。ビーガン対応に加え、仏教の思想で禁じられているニンニクなどの野菜を含まない製品もあり、アジア系の外国人に人気が高いという。

 2階のレストランでは、食感が肉に似ている「おからこんにゃく」のショウガ焼き丼や、卵を使わないオムライスなどの工夫を凝らしたメニューを提供。鈴木さんは「ビーガン食は淡泊で物足りない、というイメージが変わるはず。豚肉を食べられないムスリムの方にも好評です」と話した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング