「伊良コーラ」を世界に発信 東京に初の路面店オープン

共同通信 / 2020年3月24日 15時39分

「伊良コーラ総本店下落合」で販売されている「ザ・ドリーミー・フレーバー」(左)と「ミルクコーラ」=東京都内

 クラフトコーラの専門メーカー「伊良コーラ」が、初の路面店「伊良コーラ総本店下落合」を東京都新宿区にオープンした。オーナーでコーラ職人の小林隆英さん(30)は「『コカ、ペプシ、イヨシ』と、(コーラブランドの)三本の指に入ることを目標に、世界に発信していきたい」と意気込んでいる。

 小林さんによると、クラフトコーラは天然の材料を使うのが特徴で、職人が小規模の工房で作る。コーラ向けのシロップは、併設の工房に設置したスパイス粉砕機などを用いて約1週間かけて手作りしているという。

 一番人気の「ザ・ドリーミー・フレーバー」(500円)はガーナから直輸入したコラの実やシナモンなど10種類以上のスパイスと、かんきつ類をブレンドしたシロップを炭酸水で割ったもの。他に牛乳入りの「ミルクコーラ」(同)などもある。いずれもビニールパウチに入れて提供。多い日は計100個以上売れる人気ぶりだ。

 小林さんは2015年にクラフトコーラ作りを本格的に始めた。広告会社勤務と並行して試行錯誤を続け、和漢方職人だった亡き祖父伊東良太郎さんの遺品の資料や道具の中から今のコーラ作りにつながるヒントを得た。18年、祖父の和漢方工房「伊良葯工」から屋号を受け継ぎ、移動販売車での販売を開始し、好評だったという。

 店を訪れた東京都港区の30代女性は「市販のコーラよりすっきり、さわやかな味わいで体に染み込む。ケミカルなところがないので、子どもに安心して飲ませられますね」と話していた。営業は金―日曜の午後1~5時。夏季(4~10月)は午後6時まで。

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