肺がん治療で論文5編に不正 大阪大、元医員を処分

共同通信 / 2020年8月18日 19時37分

記者会見で謝罪する大阪大の尾上孝雄副学長(左)ら=18日午後、大阪府吹田市

 大阪大などは18日、大阪大病院の野尻崇元医員が執筆した肺がん治療などに関する論文5編で、データの捏造や改ざんがあったと発表した。うち1編は、335人の患者が参加した肺がん治療の臨床研究の参考論文になっていた。大阪大は同日付で懲戒解雇相当の処分とした。

 野尻元医員は国立循環器病研究センターの元室長でもあった。元医員が執筆した21編の論文について、不正を指摘する通報が2017年12月、大阪大と国循にあった。

 大阪大と国循によると、元医員は「単純なミスだった」などとして不正を認めていない。大阪大の尾上孝雄副学長は「深くおわび申し上げる」としている。

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