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韓国、元死刑囚の在日男性に無罪 拷問で自白強要か

共同通信 / 2021年10月19日 18時4分

1998年5月、仮釈放され約17年ぶりに帰国し、会見する孫裕炯さん(右)と妻の夫辛花さん=関西空港

 【ソウル共同】韓国のソウル高裁は19日、軍事独裁政権下の1981年に情報機関の国家安全企画部(現国家情報院)が「北朝鮮スパイ」として摘発し、確定死刑判決を受け服役した大阪市の在日韓国人、故孫裕炯さん(2014年に84歳で死去)の再審で、孫さんに無罪判決を言い渡した。関係者が明らかにした。

 高裁は共犯とされた親戚らの再審で、安企部が令状なしに孫さんを45日間監禁する違法捜査を行ったと認め、この期間中に作成された、嫌疑を認める調書に証拠能力はないと判断していた。安企部は拷問で「自白」を強要し事件自体をでっち上げた疑いが強い。

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