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COP28議長がペータースベルク気候対話で、UAEコンセンサスに沿った気候変動対策行動計画について「より野心的に考え、より大胆に行動する」よう各国政府に要請

共同通信PRワイヤー / 2024年5月1日 9時44分

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ベルリン, 2024年4月30日 /PRNewswire/ -- オラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ(Ilham Aliyev)大統領、気候変動担当相や外相ら多数の閣僚が出席した年次ペータースベルク気候対話のハイレベル・セグメントで、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)議長のSultan Al Jaber博士は、国別の気候変動対策行動計画について「より野心的に考え、より大胆に行動する」よう各国政府に呼び掛けました。


COP28議長は、UAEコンセンサスが、昨年ドバイで開始されて以来、いかに世界の気候変動に対する野心と持続可能な開発の決定的評価基準となってきたかを強調しました。


Al Jaber博士は「UAEコンセンサスは気候変動外交における歴史的マイルストーンであり、それは、気候変動アジェンダ全体にわたり分野を超えたブレークスルーを達成したからにほかなりません」「私たちは共に、科学の裏付けを得てセ氏1.5度という北極星を目指す、エネルギー転換に向けた明確な道筋を示したのです」と力説しました。


Al Jaber博士は「私たちは初めて、グローバルな再生可能エネルギー目標を設定しました。私たちは、2030年までに森林破壊を終わらせるという期限を設け、自然にとって初めてのことを達成しました。資金面ではブレークスルーを成し遂げ、損失や損害に関する30年来の行き詰まりに終止符を打ち、気候正義に不可欠な資金の確保を始めました。また、COPアジェンダに初めて、食糧や保健といった認識が不十分だった分野を盛り込みました。そして、地政学的緊張が背景にありながらもこれを全てやり遂げ、多国間主義が依然として機能し、団結が多極化を克服できることを証明しました。つまり、私たちは希望、楽観主義、包摂性という、今日これ以上ないほど重要なメッセージを発信したのです」と、続けました。


Al Jaber博士は、COP28、COP29、COP30間の継続性を高め、UAEコンセンサスの実施推進を目指す画期的イニシアチブ、COP議長国「トロイカ」は、次回の「各国が決定する貢献(NDC)」を「より野心的」なものにするよう各国政府に促しているとして、各国政府は、経済全体の排出削減計画を策定するとともに、自然保護と食料システム変革に向け、「十分な予算の付いた」適応計画を出してくるべきだと述べました。

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