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クラウドへの画像データアップロード不要! Automagiが錆の検知・分析のエッジ化を実現

共同通信PRワイヤー / 2024年5月29日 10時0分

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より早く・利用環境を選ばず、モバイル端末で完結できるように


 Automagi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野呂 堅太郎、以下、Automagi)はこの度、社内開発により錆検知のエッジ化を実現いたしました。これにより、スマートフォンやタブレットなどの端末で錆の検知・分析が完結できるようになり、今までインフラ点検AIソリューションを利用することができなかった様々な環境でも、一次外観検査における効率化と利便性の向上が期待されます。


 

開発の背景

鉄塔やプラントなどのインフラ設備の外観検査を省力化・自動化することを目的に、Automagiは2019年頃からインフラ点検AIソリューション「AMY InfraChecker」を提供しています。錆・クラック(ひび割れ)・塗膜剥がれの検知やメーターの読取り、ボルト・ナットの緩み検査などにご利用いただくことが多く、特に錆検知に関しては約4年前より追加学習を続けており、業界でも高い認識精度を誇ります。

 「AMY InfraChecker」はメイン処理をクラウドで実施しており、大規模な画像データの処理を可能としています。一方で、撮影データをクラウドにアップロードし解析する必要があるため、「撮影してから錆検知の結果を確認するまでの時間をより短くしたい」「通信環境が安定しない環境でも運用したい」というお客様には、満足にご利用いただけないケースがいくつかございました。


エッジ化の概要

 上記のようなお客様の声にお応えし、「AMY InfraChecker」の更なる利用シーンの拡大を目指して、この度、錆検知のエッジ化を実現いたしました。エッジ化の実現により、撮影画像をクラウドへアップロードする必要がなくなるため、Wi-Fiなどの通信環境が十分に整っていない施設や電波の届かない奥地でも、スマートフォンなどの端末さえあれば撮影後にその場で錆を検出できるようになります。また、撮影画像の画質を制限することで数秒から数十秒で解析処理を行うことができ、クラウドの錆検知とほとんど変わらない認識精度を実現しました。

 今回の開発により、今までクラウド型のインフラ点検AIソリューションをご利用いただけなかった環境でも一次外観検査の省力化・自動化ができるようになり、より多くの環境で目視点検業務の代替と効率化にご利用いただけます。

 デモ機の準備を進めていますので、ご興味ございましたら以下からお気軽にお問い合わせください。

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