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BioCinaが、CelluTxの先端的なミニサークルDNA技術プラットフォームの独占的受託製造(CDMO)権利を取得

共同通信PRワイヤー / 2024年6月4日 9時38分

BioCinaが、CelluTxの先端的なミニサークルDNA技術プラットフォームの独占的受託製造(CDMO)権利を取得

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406041704-O1-3J99A5wi


アデレード、南オーストラリア州, 2024年6月4日 /PRNewswire/ -- BioCina Pty Ltd.は、バイオ医薬品の受託開発・製造(CDMO)サービスを提供する世界的な企業です。同社は、CelluTxの組換えベースプラスミドシステム(RBPS)技術の独占的な使用権を取得しました。これにより、BioCinaのCDMOクライアントがこの先進的なミニサークルDNA(mcDNA)製造技術を利用できるようになります。RBPS技術は、細菌ホスト内での部位特異的組換えを利用して、目的の遺伝子を含むミニサークルを、抗生物質耐性遺伝子やレプリコン配列から効率的に分離できる革新的な技術です。この新技術は、従来のmcDNA製造技術と比べて、いくつかの優位性を有しています。それらには、プロセスの高い拡張性、極めて効率的な組換え反応、より高い収率、ミニサークルとミニプラスミドの明確な分離によるシンプルな精製工程、そして複雑な遺伝子カセットを収容可能な大型ミニサークルを製造できる能力などが含まれます。mcDNAの合理的な構造は、導入遺伝子の発現を強化し長期化させ、in vivo使用時の免疫原性を低減し、安全性を高めます。これらの利点により、RBPS技術はmcDNA製造の向上と、細胞遺伝子療法やその他の先進的治療薬への応用領域拡大において極めて有望なアプローチとなっています。そのような応用事例の一つとして、昨年発表された BioCinaがGenomeFrontier社に提供しているcGMPプログラムが挙げられます。このプログラムでは、RBPS技術がGenomeFrontier社のCAR-T製品の大規模生産に不可欠な役割を果たしています。


BioCinaのCEO、Mark W. Womack氏は次のように述べています。「我々はCelluTxとの提携を発表できることを大変喜んでいます。これによりBioCinaは、この革新的な技術を世界中のクライアントに対して独占的に提供することができるようになりました。既に、我々のクライアントポートフォリオの中でこの技術を非常に効果的に活用してきており、今後も他のクライアントプログラムの推進にこの技術を大いに活用していくことを期待しています」

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