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LONGi、2023年年次報告書を発表

共同通信PRワイヤー / 2024年6月4日 11時9分


研究開発体制:


現在、さまざまな太陽光発電メーカーが提供する製品とサービスはますます均質化しており、技術的なアップグレードは、技術的にほぼ同じ方向性とプラットフォームに基づいています。各社の製品に大きな差はなく、それが激しい価格競争の原因にもなっています。その様な市場の中でも先進的な新製品の場合は生産能力が過剰になることはないため価格競争に巻き込まれず、メーカー側の業績に寄与するというのが、業界内の誰しもの認識です。

LONGiは、この報告書の対象期間中、市場における新たな機会や需要と供給の動きに直面しながら研究開発投資の積極性を維持し、技術の革新と更新を繰り返し行うことで製品のコスト削減と性能向上を推進、そして、同社の差別化された競争優位性を構築してきました。

2023年通期の研究開発投資は77.21億人民元(日本円で約1544億円※1)にのぼり、売上高の5.96%を占めました。2012年の株式上場から2023年末までに同社は研究開発に約272億人民元(日本円で約5444億円※1)以上を投資し、2023年末時点での特許取得件数は累積で2879件となり、研究開発と技術革新のために全世界の従業員の6.87%にあたる5157名の人員を抱えています。


太陽電池用単結晶シリコンウェハの研究開発においては、3年間の取り組みを経て、LONGiは2024年3月28日にシリコンウェハ新製品「TaiRay」を発表しました。完全なプラットフォームサポート、高抵抗濃度、優れた不純物吸収効果などの稀有な長所を持ち、シリコンウェハの実質的な技術革新において、この10年近く見られなかったブレークスルーを達成し、今年の第2四半期には量産が開始される見込みです。


太陽電池セルの研究開発においては、TOPCon、HJT、タンデムなどの技術路線の追求と投資を続けています。新しいタイプの高効率セルの変換効率のブレークスルーを次々と成し遂げ、ヘテロ接合バックコンタクト技術で27.09%、ペロブスカイト/結晶シリコンタンデム型で33.9%と、単接合型とタンデム型の両方で結晶シリコン太陽電池セル変換効率の世界記録樹立を業界内で独占するなど、同社の研究開発力と最先端技術の蓄積をさらに強固なものにしています。


そして、市場に投入される製品に向けてのセル技術とモジュール技術においては、量産セル技術の開発と導入、顧客のニーズに合わせた新製品の開発などでも優れた成果を出しており、BC(バックコンタクト)技術製品の継続的アップグレードや次世代技術開発も積極的に行っております。そして直近では、同社はHPBC(Hybrid Passivated Back Contact)2.0製品の開発に成功し、同じサイズクラスのTOPConモジュールよりも出力が5%以上高く、発電所の生涯発電量が6.5%~8%アップすることが期待でき、2024年後半から徐々に量産が開始される予定です。PERC生産設備からの転換を加速しており、2025年までにHPBC2.0製品は非常に重要な主導的地位を占めることになります。

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