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「OLL2712株」を含む発酵乳に、 糖尿病予備群成人の血糖コントロールを改善しHbA1cを下げる効果を確認

共同通信PRワイヤー / 2024年6月7日 14時0分

「OLL2712株」を含む発酵乳に、  糖尿病予備群成人の血糖コントロールを改善しHbA1cを下げる効果を確認

図2

同乳酸菌の長期摂取が血糖コントロールを改善し、2型糖尿病の発症リスクを低減する可能性


当社保有の乳酸菌「Lactiplantibacillus(ラクチプランチバチルス) plantarum(プランタラム) OLL2712株」を含む発酵乳に、

糖尿病予備群成人の血糖コントロールを改善しHbA1cを下げる効果を確認

~第67回日本糖尿病学会年次学術集会で発表~


 株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)、東京大学(八村 敏志教授)、および関西医科大学(入江 潤一郎教授、慶應義塾大学非常勤講師兼任)らは、当社が保有する独自素材の乳酸菌「Lactiplantibacillus(ラクチプランチバチルス) plantarum(プランタラム) OLL2712株」(以下、OLL2712株)を含む発酵乳を糖尿病予備群の成人が摂取することによりHbA1c※1が有意に低下することを2件のヒト対象研究(ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験)で確認しました。本成果は、同乳酸菌の長期摂取が血糖コントロールを改善し、2型糖尿病の発症リスクを低減する可能性があることを示しています。

この研究成果を、2024年5月17~19日に開催されました、「第67回日本糖尿病学会年次学術集会」にて発表しました。また当研究成果は、2024年3月7日に糖尿病医学領域で著名な国際学術誌である「Diabetes, Obesity and Metabolism」に掲載されています。

https://dom-pubs.pericles-prod.literatumonline.com/doi/10.1111/dom.15534


【研究成果の概要】

l  OLL2712株を含む発酵乳を糖尿病予備群の成人が12週間摂取することで、摂取前および同乳酸菌を含まない発酵乳を摂取した場合に比べてHbA1cが有意に低下しました。2件のヒト対象研究で同様の結果となり再現性が確認されました。

l  OLL2712株を摂取終了後の後観察期間には、HbA1cは徐々に摂取前の値に近づきました。HbA1cは過去1~2か月間の平均血糖値を反映するため、16週後では同乳酸菌摂取の効果が見られましたが、20週後では群内および群間の有意差がなくなりました。

l  以上の結果から、OLL2712株を長期摂取することで血糖コントロールを改善し、2型糖尿病の発症リスクを低減できる可能性が示されました。

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