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ルレ・エ・シャトーが生物多様性に関するSOSを発信 乱獲される海洋生物を守るために

共同通信PRワイヤー / 2024年6月10日 10時38分


ヴィッキー・ラウ(Vicky Lau) (香港「Tate Dining Room」、ルレ・エ・シャトー世界食評議会メンバー):「天然と養殖ウナギは違うものと思われがちですが、養殖ウナギとは天然の稚魚を捕獲して育てたものです。今世界でウナギが危機的な状況に置かれていることから、この養殖手法は持続可能とは言えません」。


ダビド・トゥータン(David Toutain)(フランス、パリ「David Toutain」): 「2013年に開店してから、当レストランの代表メニューはウナギでしたが、今はこれをニシンの燻製に変更しました。漁獲をはじめ、欧州ウナギの数減少につながるすべての原因を理解し、一丸となって対応していかなければいけません」。 


マイケル・チマルスティ(Michael Cimarusti) (アメリカ、ロサンジェルス「Providence」エグゼクティブシェフ): 「当レストランのメニューにはこれまでウナギがありました。しかし、ルレ・エ・シャトーのメンバーとして、絶滅危惧種の保全は重要であり、私たちはウナギの保全に取り組む決意を表明します。天然・養殖ウナギはほぼ全ての国でレッドリストに分類されています。」


ウナギだけではない。


レッドリスト掲載の絶滅危惧種すべてをメニューから追放する強い意志


厳しい現実を表す数字:海洋資源の35.4%が乱獲されている。違法漁業は世界の漁獲量の20%(すなわち年間1,100万トンから2,600万トン)を占め、世界の漁獲量の35%が無駄にされ、食卓に上がることもなく魚は殺されている。(出典:FAO)


ルレ・エ・シャトーはエシック・オーシャン(Ethic Ocean)とのパートナーシップを通して、シェフたちが責任ある魚種の選択を行っているか確認できる体制を取っています。この取組みはウナギにとどまらず、天然、養殖を問わず、すべての水生種を対象としています。


「"ガストロノミーとおもてなしを通してより良い世界を実現する"というコミットメントのもとに、ルレ・エ・シャトーのメンバーはひとつにまとまっています」と、ルレ・エ・シャトー会長、ロラン・ガルディニエ氏は言います。「ルレ・エ・シャトーのシェフたちが持続可能な漁業について、日々問題意識を持って取り組んでいるのであれば、私たちの世界海洋デーの参加は、世界5大陸に展開する協会として私たちが果たすことのできる役割を強調しながら、より強くよりインパクトのある効力を発揮できる機会となるでしょう」。            

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