レジリエンスの強化と、よりスマートな金融を共に再構築

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202406101971-O2-a7QJ4Nm3】

また、ファーウェイのデジタル金融事業部門の最高電子変革責任者、Kunte Chen氏は、クラウドとAI時代を生きる銀行への提案を行い、「クラウド技術とAIの急速な進歩に加え、デジタル銀行やフィンテック企業といった新たな競争相手の台頭により、従来の銀行はこの新たな状況への適応を優先的に行う必要があります。それには、既存業務の安定性と信頼性を確保しつつデータインフラへの投資に主眼を置き、その上で投資効率の最適化を図ることに注力しなければなりません。データ活用の重要な部分は、業務実行の推進とお客様に対する価値創造に移行すべきなのです」と述べました。

また、Huawei Cloud Computing社の副社長とHuawei Cloud Computing Strategy & Industry Development部門長を兼任するJoy Huang氏は、「HUAWEI CLOUDは、引き続き技術革新を行い、9つの革新的な技術を駆使して世界でも指折りの金融クラウドを構築し、メインフレーム同等の信頼性を誇るレジリエンスに優れたクラウドインフラを金融機関のお客様向けに提供しています。マルチクラウド管理とクラウドベースのディザスタリカバリ（DR）およびバックアップ機能は、政府機関や私企業のお客様が単一のグループクラウド構築に役立ちます。データベース、ビッグデータ、データウェアハウス、AIといった、業界を代表する製品と技術を活用し、データとインテリジェンスの融合を実現し、お客様の迅速かつ効率的な意思決定を支援します。専門的な移行サービス機能によって、ファーウェイは金融業界のお客様のクラウドへの移行と利用を支援し、金融アプリケーションの近代化を加速します。

3 世界各国の提携各社との協業による新たな価値創造

今回のフォーラムで、ファーウェイはFinancial Partner Go Global Program（FPGGP）アクセラレーション・プログラムに着手しました。Jason Cao氏によれば、同社はデジタル金融業界のグローバル・エコシステムの構築に取り組んでいるとのことです。これには、世界を舞台に活躍する、あるいは地場産業に携わるパートナー、細分化されたシナリオのイノベーターが含まれます。