MDTは、Sensor+Test 2024展示会において、マイクロメートル精度の磁気スケールセンサー「TMR4101」の世界販売を開始
共同通信PRワイヤー / 2024年6月11日 9時45分
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406112005-O1-6aT71f5B】
TMRセンサーと0.4 mmピッチの磁気スケールを組み合わせた新しいソリューションにより、優れた温度安定性と外部磁界への高い耐性を持つ、家電製品や産業機器のアプリケーションにおけるミクロンレベルの精度での正確な直線変位測定が可能になりました。
ニュルンベルク・ドイツおよび張家港・中国, 2024年6月11日 /PRNewswire/ -- 磁気センサー分野のリーディングメーカーであるマルチ・ディメンジョン・テクノロジー マルチ・ディメンジョン・テクノロジー株式会社 (MDT)は、トンネル磁気抵抗(TMR)技術の専門メーカーです。同社は、 Sensor+Test 2024展示会において、マイクロメートルの精度を持つ磁気スケールセンサー 「TMR4101」の世界販売を開始しました。
TMR4101磁気スケールセンサーは、カメラのオートフォーカスやズーム機能、ミクロンレベルの変位測定、直線/角度位置検出、磁気エンコーダなど、家電製品や産業用アプリケーションに最適に設計されています。このセンサーは、0.4 mmのピッチを持つ多極磁気スケールと組み合わせて使用します。センサーが磁気スケールに沿って移動すると、2つのプッシュプル型TMRハーフブリッジ構造から、位相差90度のサイン波とコサイン波の信号が出力されます。この信号周期は、南北の磁極ペアの長さ0.8 mmに対応しています。
MDTの独自のTMR技術により優れた信号感度と低ノイズを実現したTMR4101は、差動グラジオメトリック方式のセンサー設計により、外部磁界の干渉に対する耐性が高くなっています。また、TMR4101は温度変化の影響を打ち消す補償機能を搭載しており、サインとコサイン信号の両方を用いて位置を算出することで、温度変化による測定精度への影響を効果的に抑制できます。MDTは、TMR4101センサーと組み合わせて使用可能な、高精度な0.4 mmピッチの磁気スケールも提供しています。この磁気スケールの長さと幅は、用途に合わせてカスタマイズすることができます。一般的な適用事例では、TMR4101センサーと磁気スケールを組み合わせることで、+/-1マイクロメートル以内の高い再現性精度を実現できます。
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