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国際無線通信規格Wi-SUNが採用された「IoTルート」用無線標準規格が発効

共同通信PRワイヤー / 2024年6月12日 14時0分


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406122058-O1-kqfji71r

(図内の無線端末にWi-SUN enhanced HANが搭載され、電力スマートメーターと接続)


今回の成果

 上記の規格書をもとに国内の標準規格化団体である一般社団法人情報通信技術委員会が制定するホームネットワーク通信インターフェースの標準規格TTC JJ-300.10を改定し、2024年5月16日に正式に発効されました。今後TTC JJ-300.10に準拠した無線端末を導入することで、水道・ガスメーターなどを活用した共同検針が可能となります。


 この「IoTルート」に対応した無線通信規格Wi-SUN enhanced HANは以下の特徴を有します。

(a)  ガス・水道メーター、特例計量器を管理する無線端末と電力スマートメーターが国際標準規格IEEE 802.15.4gで制定された物理層およびIEEE 802.15.4で制定されたMAC層を用いて接続可能です。また、IPv6による通信も可能です。従前から電力スマートメーターが導入されている通信認証規格によりセキュアに認証可能です。

(b)  「IoTルート」用のアプリケーションを搭載するための通信インターフェースを具備しています。

(c)  ガス・水道メーター、特例計量器を管理する無線端末が通信するとき以外は電力を落としている通称「Sleeping device」であった場合も、接続するための通信手順が定義されています。

(d)  ガス・水道メーター、特例計量器を管理する無線端末が屋外等にあっても接続できるように、1つの中継デバイス「Relay device」を介して中継できる機能を有しています。


 このTTC JJ-300.10のドキュメントは以下で公開されております。

 https://www.ttc.or.jp/application/files/2917/1616/4764/JJ-300.10v2.3.pdf


今後の展望

 今回のIoTルート用のWi-SUN enhanced HANの規格およびJJ-300.10規格の発効に伴い、今後、規格適合性および相互接続性試験用測定器の開発が行われる予定です。これに加えて、相互接続性や互換性の検証を行う相互接続試験を積極的に実施し、今後もこの規格を安定して動作させるための活動を積極的に推進し、共同検針の実用化に向けた動きを推進することで効率的なエネルギー管理システムの開発に貢献してまいります。


関連URL:https://kyodonewsprwire.jp/release/202406122058

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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