ドイツ・ケルンで開催の「iVT Expo 2024」にシェフラーが出展

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シェフラーがオフハイウェイ技術の電動化・デジタル化ソリューションを紹介

補機ドライブおよび各種作業機能用スマートアクチュエータ

荷重測定用インテリジェントセンサ

高出力密度とコンパクト設計に加え、高い信頼性を実現したオフハイウェイ機械用電動モータ

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202406172236-O4-9t67DZu7】

写真   シェフラー

シェフラーは、ドイツ・ケルンで開催される「iVT Expo 2024」において、オフハイウェイ技術向けにラインナップを拡充した製品群を紹介します。6月26日、27日にケルンメッセにて開催予定の「iVT Expo 2024」は、産業技術と車両コンポーネントの分野において主要な国際見本市です。今回は主に、農業機械車両や建設機械車両の電動化・デジタル化システムのほか、マテハン技術システムに焦点を当てた展示が行われます。シェフラーは、サステナビリティへの取り組みに重点を置き、オフハイウェイ分野における高効率でクライメートニュートラルな経済への移行を支援しています。

「iVT Expo 2024」でシェフラーが展示する製品ラインナップの中で特に注目は、電気機械式リニアアクチュエータです。シェフラーは、直動製品を専門とするスウェーデンのEwellix 社を買収し、総合的ソリューションプロバイダーとしての存在感を高めています。展示ブースでは、オフハイウェイ機器用のインテリジェントセンサソリューションのほか、オフハイウェイ機械のトラクションドライブや補機ユニットの電動モータも展示する予定です。

リニアモーション ― 大型車両向け高性能アクチュエータ

シェフラーは、Ewellix のブランド名でリニアモーションの効率的ソリューションを幅広く提供しています。「iVT Expo 2024」で紹介する注目技術の一つは、高性能電気機械式アクチュエータの次世代品「Ewellix CASM」アクチュエータです。最高水準の位置決め精度と、15トンという驚異の最大荷重を実現します。また、柔軟で高精度なリフト／チルト動作を特徴としながらも、必要電圧はわずか24V。機械側制御システムとのインターフェースは、標準的なアナログ通信のほか、CAN BUSにも対応しています。

荷重測定用センサ

シェフラーの「LoadSense-PIN」は、効率的な荷重制御を実現します。このセンサソリューションは小型のスチール製シリンダで構成されており、このシリンダをお客さまのコンポーネントの内径に圧入することで、その周囲の材料構造にかかる負荷を測定します。シェフラーの「Sensotect」コーティング技術により、シリンダ表面に直接塗布されているひずみゲージがこうした変化を記録し、アナログもしくはBUS信号でデータを機械制御システムに送信します。荷重計測を行うことで、シャフトやギアボックスなどのコンポーネントにかかる負荷や、吊り具などを使用する際の安全指標となる荷重分布などの情報を提供することが可能となります。