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合弁会社イノプレート、燃料電池用バイポーラプレートの量産化を本格始動

共同通信PRワイヤー / 2024年6月18日 10時30分


シンビオのCEOであるフィリップ・ロジエは次のように述べています。

「燃料電池のバイポーラプレートは、燃料電池システムの重要コンポーネントです。イノプレートのもつ連続生産能力により、当社の戦略的調達を確実に実行すると同時に、システム性能の向上とコスト競争力を効果的に高めることが可能となります。シンビオは、革新的な生産システムと最先端技術を備える水素燃料電池の欧州サプライチェーン強化のためにシェフラーと協力関係を構築できたことを光栄に思っています」


欧州の重要な産業・技能に寄与

ドイツとの国境に近いフランスのアグノーに位置するイノプレート工場は、経済とモビリティの脱炭素化において中心的な役割を果たす欧州の水素産業およびサプライチェーンの強化に貢献します。イノプレート工場での操業が開始されましたが、欧州大陸でバイポーラプレートが大量生産されるのは、これが初めてのことです。イノプレート工場のプロジェクトは投資計画「フランス2030」の支援を受けており、2030年までに120人の雇用を創出して現地雇用に積極的な役割を果たすことになっています。アグノーにあるシェフラー工場のすぐ近くに位置するイノプレート工場は、最高水準のサステナビリティ基準に準拠して建設されており、ネットゼロエミッション化を実現します。


現地にて開所式を盛大に開催

イノプレートの開所式には、クラウス・ローゼンフェルド、フィリップ・ロジエ、イノプレート取締役のアラン・ハーグ、セドリック・ハントヴェルクに加え、150人の来賓を迎えて開催されました。共同スピーチにおいて、イノプレート取締役のアラン・ハーグとセドリック・ハントヴェルクは、非常に短期間で様々な課題を社員と共に克服してきた経験について語りました。アラン・ハーグは次のように述べています。「イノプレートが設立されたのは、わずか1年半前のことです。工場のコンクリート床が完成すると同時に、設備機械や工具、ラボの設置を速やかに行い、それと同時進行でITインフラも構築しました。このようにして、全くのゼロからスタートし、短期間で400万枚のバイポーラプレートを生産することに成功したのです。ただ、最も重要なのことは、事故や遅延が起きなかったことです。これで、本格的な生産増強を進めるための準備は整いました」。セドリック・ハントヴェルクは次のように付け加えました。「多大な努力を重ねてきたイノプレートの社員に、また揺るがぬ支援をいただいた当社の親会社であるシンビオとシェフラーの両社に感謝いたします」

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