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富裕層の移動: 2024年における世界の富裕層の移住先と移住元

共同通信PRワイヤー / 2024年6月18日 17時26分


UAE は世界有数の百万長者移住先として君臨し続けている。


UAE は無税の所得税制度、ゴールデンビザ制度、贅沢なライフスタイル、そして地理的な優位性を兼ね備えることで、世界で最も魅力的な百万長者移住先としての地位を確固たるものにしています。2024年には、UAE の最大の競争相手であるアメリカ(3,800 人の百万長者の純流入が見込まれる)を大きく引き離し、ほぼ2倍もの百万長者を呼び込むことが予想されています。


シンガポールは今年も3位を維持し、3,500人の百万長者の純流入を記録しました。一方で百万長者移住の人気定番地であるカナダと豪州が4位と5位につき、それぞれ3,200人および2,500人の純流入が見込まれています。欧州の人気地域であるイタリア(+2,200人)、スイス(+1,500人)、ギリシャ(+1,200人)、ポルトガル(+800人)も、本年のトップ10 百万長者純流入先にランクインしました。さらに、日本も400人の富裕層移民を受け入れる見通しであり、その一部は新型コロナ禍以降加速しているChinese HNWIの東京への移住によるものです。


2024年の主要な百万長者流出先


中国、英国、インド、韓国、ロシアに加えて、百万長者純流出ランキングのトップ10 に以下の国々が位置付けられています。ブラジルでは800人の百万長者の純流出が予想されており、続いて南アフリカが-600人、台湾が-400人、ベトナムとナイジェリアがそれぞれ300人の百万長者の純流出が見込まれています。


しかしながら、ロンドンの政府研究所(Institute for Government)の Hannah White OBE所長によると、これらの国からの高純資産者の流出理由は英国とは異なるとのことです。「中国とインドでは、経済成長により多数の新規百万長者が生み出されてきたものの、近年の中国における富の成長鈍化により、長期的に高純資産者の純流出がより深刻化する可能性があります。ブラジル、ベトナム、南アフリカ、ナイジェリアなどの多くの新興国からの高純資産者も同様に、より良いライフスタイルや安全で清潔な環境、そして高水準の医療・教育サービスへのアクセスを求めて母国を離れることが多いです。一方、地域的な脅威と不安定さが続く韓国および台湾においては、2024年の米大統領選挙でトランプ氏が勝利する可能性に対する懸念から、高純資産者の純流出が続いています」と指摘しています。

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