ACME、世界の鉛産業に門戸を開き、鉛リサイクルのために環境に優しい未来への扉を開く
共同通信PRワイヤー / 2024年6月20日 9時56分
![ACME、世界の鉛産業に門戸を開き、鉛リサイクルのために環境に優しい未来への扉を開く](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/kyodopr/kyodopr202406192420_0-small.jpg)
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台北、2024年6月19日 /PRNewswire/ -- 首都台北に本社を置く台湾の大手鉛リサイクル業者ACME Metal Enterpriseが、ACE Green Recyclingの革命的なGreenLead™プロセスの実態を紹介するため、世界の主要な業界関係者向けのオープンデーを開催しました。約30人の来場者は、この技術が世界で初めて全面的に導入されている様子を目の当たりにしました。彼らの多くは、騒音、臭い、粉塵がまったくないことに感嘆の声を上げていました。従来の製錬所では考えられなかったことです。
ACEの技術では、鉛リサイクルの製錬段階が完全に常温湿式冶金に置き換わります。工程はすべて電化され、スコープ1の排出量はゼロです。これは、従来の炉製錬とはまったく対照的です。炉製錬では、高温処理を行い、大量の化石燃料を使用し、ガスや粉塵を発生させるため、環境中に放出されないようにバグハウスで捕集しなければなりません。
ACMEは、台湾で40年以上の歴史を持つ大手鉛リサイクル業者です。ACMEは、ACEとの提携を通じ、年間2万トンの鉛バッテリーをリサイクルして環境に優しいGreenLead™を約1万2000トン生産する工場を設立する計画を立てています。これが実現すれば、同社は年間約3000万米ドルの収益を得ることになります。将来的に、ACMEはゼロエミッションの鉛を生産する最大手業者の1つとなり、アジア太平洋地域全体に事業を拡大することを計画しています。
訪問者は、ヨーロッパ、米国、アジアから選びぬかれた鉛生産業者、大手商社、エンジニアリングコンサルタント、投資家などです。彼らは、プロセスの高度な自動化と意図的に簡素化された機構に感銘を受けていました。秘訣は、エンジニアリングではなく化学にあります。コストを最低限に抑え、信頼性を最大限に高めるために、エンジニアリングは可能な限り単純な状態を維持しています。世界的な鉛リサイクルの将来性を目の当たりにしたという点で、来場者の意見は一致していました。
今回のACMEとの提携は、バッテリー市場に対するACEの深いコミットメントを示すものです。ACMEの施設から出荷されるGreenLead™は、アジア全域の大手バッテリーOEMを含め、主な台湾と日本の市場に向けて販売されます。
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